ごあいさつ

院長画像

これまで消化器外科医、乳腺外科医として外科治療を中心に多くの患者様の治療を担当させていただきました。
8年前に東濃地域に赴任し地元の様々な方と交流する中でこの地が大好きになり、より身近で専門領域の診療を通して地域の皆様の健康のお手伝いがしたいという思いから当院を立ち上げました。

乳がんは年々罹患数が増加し日本全国で年間10万人に達する勢いであり、女性の9人に1人が乳がんを発症する時代です。発症を完全に予防することはできないため、乳がんの死亡率低減のためにはできるだけ早期に発見し適切な治療に結びつけることが大切です。

当院は地域初の乳腺診療を中心としたクリニックです。女性にとってデリケートな悩みをお聞きする場であるため女性専用クリニックとし、女性が受診しやすい環境づくりにこだわりました。マンモグラフィや超音波など専門的な装置を備えており、乳がん検診はもちろん、さまざまな乳腺疾患に広く対応可能です。高度な専門技術を持った女性技師が検査を担当し、日本乳癌学会認定の専門医資格を持つ院長が丁寧で誠実な診療をいたします。

当院で検査の結果、残念ながら乳がんがみつかり大きな治療(手術や抗がん剤治療など)が必要になった場合は信頼できる連携先の病院に紹介いたします。病院での治療が終了した後は当院で再発予防のためのホルモン治療や定期検診を受けることが可能です。普段の定期検診はかかりつけ医であるクリニックで行い、治療が必要な異常がみつかった場合は連携先の病院で治療を行い、その後は再度クリニックでという病院とクリニックとの連携(病診連携)を国や自治体も推奨しています。当院は複数の病院と連携を結んでおり、患者様のご希望に応じて診療情報を共有させていただき、よりスムーズな診療とより良い医療の提供に努めます。

また、人間にとって排泄というのは生きていく上で必要なとても大切なことですが、肛門外科も標榜することでお尻の悩みにも寄り添えるクリニックを目指しました。院長は消化器外科専門医の資格も有しており、肛門疾患の診断・治療の経験も豊富です。痔の日帰り手術にも対応しています。当院は女性専用クリニックであり、院長以外のスタッフも全員女性ですので、お気軽にご相談いただければ幸いです。

多治見市内のみならず、東濃地方全域からの患者様のご来院をスタッフ一同心よりお待ちしております。

令和6年6月6日
院長  山村 和生

経歴

2001年
熊本大学医学部医学科 卒業
2001年
国立名古屋病院(現名古屋医療センター) 臨床研修医
2003年
名古屋医療センター 外科
2008年
JA愛知厚生連江南昭和病院(現江南厚生病院) 外科
2010年
名古屋大学医学部付属病院 消化器外科二
2014年
JA愛知厚生連江南厚生病院 第一外科部長
2016年
JA岐阜厚生連東濃厚生病院 外科
2017年
JA岐阜厚生連東濃厚生病院 外科医長
2020年
JA岐阜厚生連東濃厚生病院 手術室部長
2024年
やまむら乳腺・外科クリニック 院長

資格

  • 医学博士
  • 日本乳癌学会 乳腺専門医・認定医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 乳がん検診超音波検査実施・判定医師
  • 日本外科学会 外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
  • 日本膵臓学会 認定指導医
  • 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  • 内痔核治療法研究会認定 ALTA療法施行医
  • 緩和ケア研修会 修了